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これは知っておくべき下肢の浮腫を合併している場合のサルコペニアの評価方法

今回は下肢の浮腫を合併している場合のサルコペニアの評価方法について考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると下肢の浮腫を合併している女性高齢者の場合には頸部周径を代替手段として用いることが有用かもしれません. 顔面や頸部にも浮腫を伴っている場合にはやはり評価は難しいですが,一つの引き出しとして知っておくとよいですね.
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昼寝は認知症予防に有効?有害?

今回は昼寝は認知症予防に有効なのか,はたまた有害なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると昼寝はした方が良いが長すぎると認知機能低下を引き起こしてしまうということになりますね.
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加齢によって最も萎縮しやすいのはどの筋肉?また萎縮しにくいのはどの筋肉?

これは興味深い結果ですね. 大腿直筋の筋萎縮の程度が最も大きく,ヒラメ筋の筋萎縮の程度がもっとも小さいといった結果ですね. 高齢者の筋力評価ならびに筋力トレーニング介入を行ううえで参考になる論文ですね.
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補聴器の使用が認知症予防に有効?

今回は補聴器の使用が認知症予防に有効である可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると補聴器使用は認知症予防に有効だと考えられますね.
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運動することでどのくらい骨粗鬆症性骨折が減少するのか?

今回は運動することでどのくらい骨粗鬆症性骨折が減少するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると25%は運動によって骨粗鬆症性骨折を減少させることが可能であるということになりますね. 残念ながら効果的な運動方法については明らかにされておりませんので,今後もさらなる報告が待たれますね.
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結局のところ寝たきりになると1日にどのくらい筋量が減少するの?

今回は結局のところ寝たきりになると1日にどのくらい筋量が減少するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から考えるとICU入室者の大腿四頭筋で1%,足関節骨折後の下腿三頭筋で考えるとおおよそ1日1%程度の筋委縮が生じるちおうことになりますね. こういったデータをもとにクライアントに対して寝たきりの弊害に関する指導が行えるとよいですね.
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筋収縮が得られにくい症例に対する筋力トレーニングの工夫

今回は筋収縮が得られにくい症例に対する筋力トレーニングの工夫を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 筋伸張位では筋短縮位に比べて能動的な筋力発揮が小さくても,筋短縮位でのトレーニングと同程度の筋腫脹が生じる可能性があり増す. つまり随意的に筋力発揮が十分にできない対象者に対してトレーニングを指導する場合には,筋伸張位でトレーニングを行うことが一つの工夫になるかもしれません.
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フレイルを判定するための下腿周径の基準は?

今回はフレイルに関連する下腿周径基準を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. AWGS2019の33−34cmのカットオフ値を適用するとほとんどの高齢者がひっかかってしまいますので,フレイルのカットオフ値である女性28.5㎝,男性29.5㎝を1つの目安としても良いかもしれませんね.
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高齢者の運動は独りで行った方が良い?仲間と行った方が良い?

今回は高齢者の運動は独りで行った方が良いのか,仲間と行った方が良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. こういった結果を見ても通いの場で高齢者が集団で運動を行うことには大きな意義があるのだと思います.
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腰椎がどれくらい後彎すると転倒しやすくなるのか?

これは非常に参考になる論文ですね. 腰椎前彎角度が3°以下,つまり立位で腰椎後彎位を呈する症例では転倒リスクが高いということになりますね. 転倒リスクの評価の際には腰椎のアライメントを考慮する必要がありますね.
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マスクの着用は高齢者の歩行に影響を与えるのか?

今回はマスクの着用は高齢者の歩行に影響を与えるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 今回対象とした集団では制限された下方の視野から得られる視覚的固有感覚をうまく代償できるということですね.
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認知症予防のためには何歩歩けばよい?

今回は認知症予防のためには何歩歩けばよいのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. やはり10,000歩というのが認知症予防のための基準になりそうですね.
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移動能力指標を測定するならADL障害リスクを知っておきたい

今回は移動能力指標の変化によるADL障害リスクに関する研究論文をご紹介させていただきました. 歩行速度が0.10m/s遅くなると30%もADL障害リスクが上がり,TUGが1秒延長すると15%リスクが上がるということですね. 高齢者に対してこういった数値を示したうえで運動の意義を明確にすることが重要になるでしょうね.
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TUGや片足立ちでは転倒は予測できない?

今回はTUGや片足立ちから転倒を予測することが可能かどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとTUGや片足立ちだけで転倒を予測するのには限界がありそうですね. 運動機能以外の要因も含めて多面的に易転倒性を評価する必要があるでしょうね.
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裸足でのトレーニングがバランス機能改善に有効?

今回は裸足でのトレーニングがバランス機能改善に有効かどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 裸足でのトレーニングはバランス機能改善に有効なものの,歩行には影響が無いといった結果でしたね. リハビリテーションの中にも裸足でのトレーニングを取り入れられるとよいですね.
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知らない理学療法士・作業療法士が多い?特養と老健の違い

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい特別養護老人ホームと介護老人保健施設の違いについてご紹介させていただきました. まとめると特養は要介護3以上の方が長期入所できる施設で,老健はリハビリテーションや医療ケア体制が充実しており在宅復帰を目指す施設と言えるでしょう. どちらも公的施設ですので費用の内訳は一緒ですが老健の方がやや高いといった点も知っておくと良いでしょう.
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疼痛は地域在住高齢者のサルコペニアの原因になり得る

今回は地域在住高齢者における疼痛とサルコペニアの関連性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 疼痛とサルコペニアの関連性というのは予想通りですが,多部位の疼痛,腰痛,関節痛との関連が特に強いといった点も興味深いですね. 疼痛対策がサルコペニアの予防につながる可能性がありますね.
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靴下を使った転倒予防対策が興味深い

最近はセンサーを使った病棟での転倒予防の試みも当たり前になってきておりますが,今回は靴下を使った画期的な転倒予防対策についてご紹介させていただきました. ソックスを使った転倒対策というのは新しいですね. 従来のマット式のセンサーだと症例がマットを踏み越えたり,マットそのものにつまづいたりなどということもありますが,靴下型のセンサーであればそういった面ではマット型センサーよりも確実かもしれませんね. 日本でも今後導入する施設が増えるのでしょうか?
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股関節外転筋群がバランス機能向上に重要 システマティックレビュー論文

今回は股関節外転筋群がバランス機能向上に寄与するかどうかを検討したシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 年齢に関係なく股関節外転筋群を強化することには意味がありそうですね.
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歩行速度の測定は基本に忠実に

今回は歩行速度を正確に測定するうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると歩行路を確保できない場合には4mでもOKだといえますね. また歩行スタートのタイミングは静的スタートではなくフライイングスタート,つまり助走路を設ける形式での測定がよさそうですね. 0.05~0.11m/sも結果が変わってしまうというのは驚きですね.
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サルコペニア判定で下腿周径を測定する際には座位?立位?どちらが良い?

今回はサルコペニア判定で下腿周径を測定する際には座位と立位のどちらが良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると基本的には立位で測定しても座位で測定してもあまり大きな差はなさそうですね. 34cmまたは35cmを目安にすればよさそうですね.
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高齢者の転倒を予防するためには活動量を増やした方が良い?増やしすぎない方が良い?

今回は高齢者の転倒を予防するためには活動量を増やした方が良いのか,増やしすぎない方が良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとフレイルの有無に関わらず身体活動量を増加させることが骨折や転倒の予防に結び付く可能性が示唆されますね. われわれの印象とは異なり身体活動量の増加は直接的には転倒リスクに結びつかないということになりますね.
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嗅覚・味覚障害がサルコペニア・フレイルと関連

今回は嗅覚・味覚障害がサルコペニア・フレイルと関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. やはり嗅覚・味覚障害があると食欲低下,低栄養に陥り,サルコペニアやフレイルが進行してしまうということでしょうか… こう考えると理学療法士・作業療法士も高齢者の嗅覚・味覚障害に留意する必要がありますね.
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片脚起立が10秒できるかどうかが死亡率と関連?

今回は片脚起立が10秒できるかどうかが死亡率と関連するといったお話でした. たかが片脚起立,されど片脚起立ですね. この結果から考えても片脚起立検査を行う際には10秒を1つの目安としてもよいのかもしれませんね.
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筋力トレーニングは筋力のみならず骨量の改善にもつながるのか?

今回は筋力トレーニングは筋力のみならず骨量の改善にもつながるのかを考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 筋力と骨量を向上させるプログラムには相違があるというのは興味深いですね. こういった結果をしっかりと予防事業に活かせるとよいですね.
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高齢者の身体活動量を増やすには外出時間よりも外出機会を増やすことが重要

今回は高齢者の身体活動量を増やすには外出時間よりも外出機会を増やすことが重要である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると外出時間ではなく外出の頻度を増やすような身体活動指導が有効であると言えますね. 高齢者に対して身体活動量に関する指導を行う際には少しの時間でも外出する機会を設けるように指導を行うことが必要でしょうね.
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理学療法士・作業療法士は家屋評価でどこを見ればよい?

今回は理学療法士・作業療法士は家屋評価でどこを見ればよいかについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士がクライアントの住環境を評価する機会は多いので,上記のポイントをふまえてうえで適切な評価が行えるとよいですね.
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ヘルスリテラシーが低いとプレフレイルやフレイルに陥りやすい?

今回はヘルスリテラシーが低いとプレフレイルやフレイルに陥りやすいことを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士も一般住民を対象として教育的な側面から関われることがまだまだありそうですね.
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骨格筋量のみならず骨格筋の質が高齢者の転倒リスクと関連

今回は骨格筋量のみならず骨格筋の質が高齢者の転倒リスクと関連を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. この結果から考えると高齢者の転倒を考えるうえでは筋の量のみならず質を評価することが重要であると考えられます. また転倒に関連する骨折については筋の量や質と関連しないといった結果も興味深いですね. 早く筋の質を簡易的に測定する方法が考案されること,筋の質を改善する運動療法が明らかにされることが望まれますね.
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体重が実際より重いと思っている人はサルコペニアの可能性が高い?

今回は体重が実際より重いと思っている人はサルコペニアの可能性が高いことを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 自分が思ったより痩せてるなんて方はサルコペニアの可能性が高いということですね. 筋量の減少ってなかなか自分では認識しにくいのでしょうね.
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