整形外科クリニックに勤務する理学療法士・作業療法士にお勧めの書籍6選

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整形外科クリニックに勤務する理学療法士・作業療法士にお勧めの書籍6選

まだまだ新型コロナウイルス感染の第2波,第3波の発生に予断を許さない状況であり,オンラインセミナーも少しずつ増えてはおりますが対面でのセミナーへの参加は難しい状況が続いております.

こういった状況の中で理学療法士・作業療法士が研鑚を図るために手っ取り早く行えるのが書籍を使用した自己学習です.

ただ最近は新しい書籍が次々と発刊されている状況ですので,書籍の質も玉石混淆です.

今回は整形外科クリニックに勤務する理学療法士・作業療法士にお勧めの書籍を紹介させていただきます.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体運動学

 

この書籍は京都大学の市橋則明先生が監修を務められた書籍です.

従来の運動学の書籍って科学的根拠のもとになった論文が古いものが多かったわけですが,この書籍は最新のエビデンスに基づいて運動学の知識を整理できます.

理学療法士・作業療法士の視点で書かれた運動学の書籍ですので,この書籍をヒントに運動療法へ応用できるエッセンスが満載です.

まずは運動学の知識を再整理したい方にはお勧めの1冊です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果の出せる整形外科理学療法

 

山口光國先生,福井勉先生,入谷誠先生といった理学療法士であれば誰もが知っているスペシャリスト3名が編集を務められたありがたい1冊です.

2009年に発刊されたにもかかわらずいまだに売れているこの書籍は理学療法の本質を取られている書籍だからこそです.

運動連鎖をどうとらえ,また分析するか,それに基づきどのように理学療法を進めていくかを考える上で非常に参考になる1冊です.

時代がどんなに変わっても運動連鎖の知識を武器に整形外科疾患を対象に運動療法を行うといったベース自体は変化することは無いですもんね.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

 

今若い理学療法士に最も人気のある理学療法士の1人である工藤慎太郎が執筆された1冊です.

エコーに基づいた解剖学・運動学に基づいて運動器障害をどのように評価するかが解説されております.

運動器エコーに基づいて得られた最新の知見から代表的な運動器疾患に対してどのような介入を行うべきかが見えてきます.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹

 

関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション 下肢

この2冊もご存じない理学療法士・作業療法士は少ないと思いますが,全身に渡りさまざまな運動器疾患の理学療法について関節機能解剖学的な視点に基づいた運動療法について解説がなされております.

この書籍のありがたいのは疾患ごとに症例が提示されている点です.

実際に症例に対してどのように介入しどういった経過をたどったのかを知ることができますので,臨床で勤務する理学療法士・作業療法士にとっては知識が身につきやすい1冊と言えるでしょう.

上肢・体幹編と下肢編に分かれておりますが,できれば両方揃えることをお勧めします.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PT・OTビジュアルテキスト専門基礎 解剖学

 

無料オンラインセミナーstay’s anatomyでご活躍の町田先生が執筆された1冊です.

解剖学って情報の羅列でといったイメージでしたが,私も町田先生のセミナーを聴講してから解剖学に対する認識が変わりました.

ただ知識を記憶するのではなく,関連付けながら学習することが重要であるわけですが,町田先生が執筆されたこの書籍では理学療法士・作業療法士にとって必須となる解剖学的な知識を関連付けながら学習ができますので,読んでいても非常に楽しいです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は整形外科クリニックに勤務する理学療法士・作業療法士にお勧めの書籍を5冊ご紹介させていただきました.

やっぱり古い書籍でも良いものは良いですね.

整形外科クリニックで勤務する理学療法士・作業療法士にとってベースになる学問はやっぱり運動学と解剖学です.

運動学・解剖学に基づいてどのようにクライアントを評価し,応用するかが求められますので,まずは運動学・解剖学の知識を再学習することがクライアントへ効果的な理学療法を提供するための第1歩となるでしょう.

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