理学療法士が訪問看護ステーションへ転職するなら今のうち

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 理学療法士が訪問看護ステーションへ転職するなら今のうち? 

2019年11月20日に開催された「第434回 中央社会保険医療協議会 総会」を機に,今後の訪問看護ステーションに置ける理学療法士の雇用が変化しそうです.

最終的に報酬改定が行われるまでは,どのような形になるかはわかりませんが,来年度以降になると訪問看護ステーションにおける理学療法士の求人が減ってしまうことも予測されます.

今回は理学療法士が訪問看護ステーションへ転職するなら時期を逃さない方が良いといったお話です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第434回 中央社会保険医療協議会 総会における協議のポイント 

今回の中医協における指摘は大きく2点です.

 

①理学療法士等職員の割合が40%以上の機能強化型訪問看護ステーションは,職員1名あたりの重症者の受入れ数やターミナルケアの実施数が少ない.

⇒今後は機能強化型の基準を取得できない仕組みにしてはどうか?

 

②理学療法士等による4日目以降の算定を行っている利用者は,看護職員による4日目以降の算定を行っている利用者に比べ,医療的なケアを必要とする状態にある利用者の割合が少ない.

⇒理学療法士等による週4日目以降の訪問看護の評価の見直しを行う必要がある

 

ここ数年,理学療法士・作業療法士の従事者数の割合が多い訪問看護ステーションの増加が指摘さておりましたので,こういった議論に発展することを多くの理学療法士・作業療法士が危惧していたわけですが,ついに中医協の中でもこういった議論が進められることとなってしまったわけです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 選挙の敗戦は大きい 

職員1名あたりの重症者の受入れ数やターミナルケアの実施数が少ない訪問看護ステーションというのは,24時間対応も出来ないし,看取り期のがん末の患者へも介入が少ないところが多いおいわけですから,確かに今の時代のニーズに合っていないですね.

またこれでは訪問看護ステーションと謳うこと自体に問題があるかもしれません.

ただ実際には,理学療法士・作業療法士の過剰提供が疑われる訪問看護ステーションというのは,ほんの数パーセントにすぎません.

なぜここまでの取り上げられ方をしたかという話ですが,話は単純です.

リハビリテーション専門職の政治力の低さです.

訪問リハビリステーションが謳えるようになれば…

こう考えると今年の自民党からの田中昌史氏の敗戦というのは非常に大きいなと感じます.

 

 

 

 

 

 

 

 

 訪問看護ステーションの求人が減少する? 

訪問看護ステーションと言えば,一時は理学療法士・作業療法士の給与も総合病院等と比較すると年収が100万円近く高収入で,収入を増やすために転職する理学療法士・作業療法士も多かったわけですが,来年度以降訪問看護ステーションにおける理学療法士・作業療法士の求人というのは少なくなってしまうことが予測されます.

訪問看護ステーションへの転職を考えておられるのであれば,動くのは早い方がよいと考えます.

また訪問看護ステーションへの転職を考える際には,上述した護ステーション内の看護師と理学療法士等のリハビリテーション専門職の割合をきちんと調査しておくことも重要です.

理学療法士等のリハビリテーション専門職の割合が高い場合には,雇用を抑制する訪問看護ステーションも出てくるでしょう.

ただ求人情報から,看護ステーション内の看護師と理学療法士等のリハビリテーション専門職の割合を把握するのって不可能に近いですよね.

そんな場合には転職サイトを利用することをお勧めします.

転職サイトへの登録は無料ですので,転職サイトへ登録した上で,エージェントを通じて看護ステーション内の看護師と理学療法士等のリハビリテーション専門職の割合の情報を得ることができれば,転職後も長く働ける就職先を選ぶことができるでしょう.

ここでは私が過去に利用したことのある転職サイトをご紹介させていただきます.

 

 

 

 

  マイナビ  

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転職を考えておられるのであれば,ここは確実に押さえておきたいですね.

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 PTOT人材バンク 

ここも非常に求人数も多く,希望する転職先の情報を細かく登録できるのでお勧めです.

私自身も転職時にはこういった人材バンクに登録をしておりましたが,エージェントの方が自分に合った新しい職場に関する情報を提供してくださいます.

訪問分野で働きたい,護ステーション内の看護師と理学療法士等のリハビリテーション専門職の割合に関する情報が欲しいと事前に伝えておけば,自分に合った求人情報を紹介してくださいます.

 株式会社メディカル・コンシェルジュ 

訪問分野で働きたい,護ステーション内の看護師と理学療法士等のリハビリテーション専門職の割合に関する情報が欲しいとエントリーシートに書き込んでおけばさまざまな情報をくださいます.

非公開求人も多く,エージェントの方も丁寧に対応してくださいます.

拠点も全国的ですので安心して登録できます.

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