リハビリの担当はできれば男性がいい,できれば女性がいい

投稿者: | 2019年4月12日

 リハビリの担当はできれば男性がいい,できれば女性がいい 

臨床で働いているとクライアントからこんな言葉を聞くことって少なくないと思います.

自分がクライアントだったらと考えると確かに同姓がいいなと感じるわけですが,この一言で深く傷つく若い理学療法士・作業療法士もいたりします.

なぜ男性がいいのか,なぜ女性がいいのかはクライアントによって理由はさまざまですが,理学療法士・作業療法士の仕事というのはクライアントの身体に接触する仕事ですので,クライアントが担当理学療法士・作業療法士の性別を気にするのも無理はありません

今回は担当理学療法士・作業療法士の性別問題について考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 

 イケメンの若い男性がいい 

最近の高齢女性というのはテレビの影響か若い男性に担当してもらいたいといった方が多いと思います.

80代・90代の女性にイケメン男性に担当してほしいなんて言われると時代は変わったなと思ってしまいます.

イケメンというのは人それぞれの基準があると思いますが,私見では若い男性理学療法士・作業療法士であれば誰でも満足しているような気がします.

こういった要望をどこまで受け入れるかは別として,担当者の性別によってクライアントのリハビリ意欲が変わるのであれば,要望に応えるというのも1つの選択肢だと思います.

入院生活というのは非常にストレスの多い環境です.

全く知らない場所で,まったく知らない人たちが狭い部屋で共同生活をしているわけです.

何かしら楽しみが無いと継続的にリハビリを続けることもできませんよね.

性別を意識しているからといって,決して男性好き・女性好きというわけではありません.

リハビリに対するモチベーションや入院生活の楽しみになることもあるわけです.

また今の高齢者というのはまだまだ男尊女卑の考え方をする方が多く,男性の方が信頼できるといった考え方をお持ちの方も多いです.

われわれがこの考え方自体を否定することはできませんので,そういった場合にも男性理学療法士・作業療法士が担当になる方が円滑に物事が進むでしょう.

 

 

 

 

 

 

 私のリハビリ担当は女性がいい 

女性理学療法士・作業療法士に担当してもらうことを希望されるクライアントも少なくありません.

この場合にはいくつか理由が考えられると思います.

まず男性は力が強くて痛そうだから女性がいいというものです.

実際に理学療法や作業療法では関節可動域運動や筋力強化運動を行う機会があります.

その際に力が強い男性セラピストだと痛みが増しそう,疲れてしまいそうというイメージが強いのでしょう.

実際には男性が行ったからといって痛みが増すようなことは決してありませんし,あくまでイメージです.

また若い女性の方であれば男性に自分の身体を触られるのはちょっと抵抗があるといった方も多いと思います.

昨今は理学療法士・作業療法士によるクライアントへのセクシャルハラスメントの問題も顕在化してきておりますので,そういった意味では若いクライアントの場合には同性の理学療法士・作業療法士が担当を務める方が間違いが無いでしょう.

 

 

 

 

 

 リハビリ担当の振り分け 

そうはいってもわれわれ理学療法士・作業療法士の男女比というのはまだまだ男性が多い傾向にありますので,なかなかご希望通りにクライアントを振り分けられないということもあるでしょう.

また一度担当になってから担当理学療法士・作業療法士を変更してほしいと言いだすのはクライアントにとっても勇気が必要です.

担当を変更してほしいと告げられてショックを受けない理学療法士・作業療法士はいないと思います.

ただ私たち理学療法士・作業療法士はクライアントの心理状況や気持ちを汲み取り,入院生活・リハビリ時間を不安に感じさせることなく,安心して過ごしていただけるようなサービスを提供する必要があります.

病は気からといった言葉がありますが,担当理学療法士・作業療法士の性別だけで安心感を持っていただけるのであれば,なんとかクライアントのご希望に添えるように配慮したいものです.

 

今回は担当理学療法士・作業療法士の性別問題について考えてみました.

この理学療法士・作業療法士の性別問題については時代は変わっても永続的な課題と考えられますので,みなさまも改めて性の違いによりクライアントが抱く感情に着目して日々の仕事をされてみてはいかがでしょうか?

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