理学療法士・作業療法士の就職活動における心構え~これは必見~

就職活動
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理学療法士・作業療法士の就職活動における心構え~これは必見~

前回は新卒者・中途採用者における面接試験の際に聞かれることの多い質問内容についてご紹介いたしました.

今回は就職活動における心構えについてさまざまな視点から考えてみたいと思います.

養成校の増加により理学療法士だけでも新卒卒業生が10000人を超える時代となり,以前に比較してもリハビリ専門職の就職活動は過酷になっております.

就職試験では見学・面接・筆記試験といった数時間で採否が決定されてしまいますので,その際に理学療法士としての考え方以前に,社会人としてのマナーで悪い印象を持たれたらそれだけで,不合格につながってしまうかもしれません.

今回は就職試験における心構えについて考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 

 

 

最も重要な情報収集

就職試験からは離れますが,自分のことを相手がいろいろと知っておいてくれたら嬉しいですよね(ストーカーなんかは例外ですが…).

病院や施設も同じだと思います.受験者が病院や施設のことを詳しく知っておいてくれれば,悪い気はしないはずです.

特に面接を受ける場合には,ホームページ等を使用して病院の基本的な情報を調べることが重要です.

また情報収集を行う中で,病院・施設の特徴と自身の志望動機に絡めながら,アピールできるポイントが無いかどうかを考えることが重要です.

例えば病院のホームページに膝関節関連の学会発表内容が多く記載されていれば,学生時代に膝関節を痛めたことがあり,膝関節周囲の外傷に対する理学療法に興味があるといった流れで,志望動機をアピールすることができるでしょう.

また情報収集を行う際には,ホームページでの情報収集にとどまることなく,実際に病院に訪問し職場見学をさせてもらうのも有効です.

職場の雰囲気を知ることができ,上手くいけば直属の上司となる方と話をすることができるかもしれません.

職場見学の際に得られる情報というのはホームページで得られる以上の内容のものが多いので,それを元に面接試験で質問に対して回答できれば,好印象は間違いないと思います.

 

 

 

 

 

 

 

 

就職試験の際には時間に余裕を持って行動しましょう

面接当日に慣れない公共交通機関を使用する場合には,急なトラブル等も考慮して,30分以上前には到着するように計画を立てましょう.

慣れない土地だと道に迷って遅れてしまうということも少なくありませんが,慣れない土地だから遅れてしまったというのは社会人としては遅刻の理由にはなりません.

心配であれば前日から近隣のホテルに宿泊したり,下見に行くなどの工夫が必要です.

また早めに到着した際には病院や施設の中で待つのではなく,近隣のコンビニ等で時間をつぶすとよいでしょう.

事前に病院や施設の周囲に時間をつぶせそうな場所がないかを確認しておくとよいでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

服装・身だしなみ

これは言うまでもありませんが,就職試験では服装や身だしなみが重要です.

面接試験などでは質問に対する回答はもちろんのことですが,服装や身だしなみといった見た目も評価されているといった点に注意しましょう.

第1印象はとても重要です.病院や施設に入る前には,髪の毛やスーツのしわ,靴の汚れなどの身だしなみで悪いイメージをもたれないように準備をしましょう.

病院に入る前に携帯電話の電源を切るか,マナーモードになっているかを確認しましょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

話し方

面接では回答内容だけではなく,話し方も評価されているといった意識を持ちましょう.

基本的には笑顔で,相手の目を見て,その場に適した大きな声で,明瞭な発音で,落ち着いて早口にならないように回答することが重要です.

相手の話には相づちを打ちながら耳を傾けることが重要ですが,間違っても「うん」・「ええ」といった相づちの打ち方はNGで,「はい」と相づちを打ちましょう.

敬語が適切に使用できているかも重要です.尊敬語・謙譲語・丁寧語を適切に使い分けることが重要ですが,ふだん使い慣れない言葉なので誤用も少なくありません.

事前の準備の中で敬語に慣れておくことが重要です.

 

 

 

 

 

 

 

 

必ず面接の練習をしましょう

面接で問われることの多い質問については以前の記事でも紹介させていただきましたが,面接対策をするにあたっては必ず回答例を音読しながら練習を行うことが重要です.

頭では回答内容を理解できていても,緊張した面接当日に声に出して回答するのは,かなり難易度の高いことです.

練習を行う場合には繰り返して音読して,考えなくてもある程度言葉が出てくるようにしておくことが重要です.

 

 

 

 

 

 

 

試験が終わったら御礼状を出しましょう

就職試験が終わったら直筆で御礼状を作成し,郵送しましょう.

「この度は私のために貴重な時間をさいていただきありがとうございました.

今回の施設見学および面接を通じて貴院・貴施設に就職したいといった気持ちが強くなりました」といったような文面が良いでしょうか.

電話でのお例といった方法も考えられますが,忙しい臨床現場に電話をすると逆に印象が悪くなってしまうこともあります.

手紙であれば担当者も時間のある時に内容を見ることができますので,手紙での連絡がベストです.

御礼状を出せば合格できるということではありませんが,あなたとライバルのどちらを採用しようかと悩んでいる状況で,一方から御礼状が届けば,丁寧に御礼状を出した方を採用しようといった話になると思います.

最近は人材バンクへ登録しておくと,ここなんかは面接対策まで行ってくれますので,就職活動の際にはこういった人材バンクを利用するのも1つの方法です.



今回は就職試験における心構えについて考えてみました.この心構えを参考に合格を勝ち取ってください!

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